ここに一つの小さい町があって、そこに住む人は少なかったが、大いなる王が攻めて来て、これを囲み、これに向かって大きな雲梯を建てた。
この後スリヤの王ベネハダデはその全軍を集め、上ってきてサマリヤを攻め囲んだので、
いつかは、敵が周囲に塁を築き、おまえを取りかこんで、四方から押し迫り、
ただし実を結ばない木とわかっている木は切り倒して、あなたと戦っている町にむかい、それをもってとりでを築き、陥落するまで、それを攻めることができる。
またわたしは日の下にこのような知恵の例を見た。これはわたしにとって大きな事である。